今、家紋入りのどら焼きが人気!なぜ?特別感のあるその理由とは

大切な人や家族に向けてのプレゼントとして、お菓子に家紋の入った「家紋入りお菓子」が今話題になっています。家紋といえば、その人が属する家系をあらわす伝統的な紋様のこと。冠婚葬祭の場では袱紗(ふくさ)や香炉、千社札やのれんなどに使用されてきました。

そんな家紋が、なぜ今、「家紋入りお菓子」として注目が集まっているのでしょうか。そこで今回は、家紋入りお菓子の魅力や人気の理由についてご紹介します。

家紋入りお菓子とは?

「家紋入りお菓子」とは、文字通り家紋が入ったお菓子のこと。家紋は、血筋や家系をあらわす印として古くから日本で用いられてきました。欧州では騎士や王族が持つ紋様が一般的に知られていますが、欧州紋様は「権威を示すために紋章を持つ」という意味合いが強く、一般庶民に広まったのは日本独自の文化だといわれています。

家紋のはじまりは、平安時代後期にさかのぼります。藤原実季が牛車に巴紋を用いたことが最初だとされ、家紋は当初、公家社会の中で広まりました。その後、鎌倉時代にかけて武家の間でも家紋を用いるようになり、軍や勢力を示すために家紋入りの軍旗を用いるようになりました。

室町時代、江戸時代になると家紋は庶民にも広まり、絵を見るだけで家柄が分かる家紋は文字を読めない庶民にとってたいへん便利なものとなりました。当時の庶民は苗字を名乗ることが禁止されていたため、家柄を絵で表現する家紋は特別な存在だったのです。

こうした長い歴史を持つ家紋は、私たち日本人と切っても切れない縁があるため冠婚葬祭行事で今でも多く用いられています。そんな家紋が印刷されたお菓子は、日本の伝統的文化が身近に感じられるものとして、改めて今注目を集めているのです。

家紋入りお菓子で伝わる特別感

家紋は、「紋どころ」や「家の紋章」とも呼ばれ、それぞれの家柄の独自性を表しているものです。

そんな家紋が印刷された家紋入りお菓子の最大の魅力は、なんといってもその「独自性」でしょう。家紋は、その家柄を示す世界にたった一つだけの印です。つまり、その印を用いることができるのは、その家系の親族のみ。そんな家紋が印刷されたオリジナリティーあふれる家紋入りお菓子をプレゼントすると、特別感のあるお菓子に感じられ、たいへん喜ばれるのではないでしょうか。

家紋入りお菓子は、結婚式の内祝いや法事の引き出物、お盆のお返しなど冠婚葬祭の行事に用いることができます。また、由緒正しき家紋をお菓子に入れることで、自分たちの家柄に対してより一層愛着を持てるようにもなるのではないでしょうか。「お菓子+家紋」のコンビネーションは、人と人との心を繋げる一種のツールでもあるのです。

家紋入りお菓子は長寿祝いにもピッタリ

家柄に関わる冠婚葬祭行事といえば、そのひとつに「長寿祝い」があります。主な長寿祝いは、これまで数え年の誕生日に祝うのが一般的でしたが、最近では満年齢で祝う人も多いようです。

ただし、還暦のお祝いに関しては、必ず満60歳(数え年61歳)でお祝いするのが決まりです。とはいえ、祝う日は必ずしも誕生日でなければならないという決まりはなく、敬老の日など祝日でも構いません。

還暦以外の長寿祝いでは、70歳の古希・古稀(こき)、77歳の喜寿(きじゅ)、80歳の傘寿(さんじゅ)、81歳の半寿(はんじゅ)、88歳の米寿(べいじゅ)、90歳の卒寿・卆寿(そつじゅ)、99歳の白寿(はくじゅ)、100歳の百寿(ももじゅ・ひゃくじゅ)などがあります。

長寿祝いに伝統的な家紋が入った「家紋入りお菓子」をプレゼントすれば、人生の節目を迎え、これまで生きてきた道のりを改めて振り返ってもらうきっかけにもなり、きっと喜ばれるはずです。

文の菓が扱うお菓子の中でも家紋入りお菓子として特に人気なのは、「どら焼き」や「カステラ」といった和菓子です。家紋は「和」のものであるため、お菓子も「和」のものがマッチするのではないでしょうか。

どら焼きやカステラをギフトにしようと思えば、既製品でも十分美味しいものはあります。とはいえ、既製品に特別さやオリジナリティーを感じることはほとんどできないでしょう。その点、文の菓の家紋入りお菓子であれば、特別感や独自性を感じることができます。

長寿祝いのギフトを大切な人へ

大切な人への長寿祝いのギフトとしてお菓子を贈るのは一般的なことです。その中でも特別感のある家紋入りお菓子は、より一層の魅力があります。
冠婚葬祭の贈り物をどのようなものにするべきか決めかねている場合は、家紋入りお菓子がおすすめです。家紋入りお菓子なら家柄の伝統を感じられる上に、食べてしまえばなくなる「消えものギフト」でもあるため贈る側も贈られる側も気を遣う必要がありません。

普段なかなか顔をあわせることがない祖父母などがいるのであれば、長寿祝いをするきっかけとなる敬老の日などに家紋入りお菓子を贈ってみるのはいかがでしょうか。大切な家族の絆を改めて感じられる良い機会になるはずです。

 

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