バレンタインデーに「熨斗(のし)」をかける場合は?
そもそも「熨斗(のし)」「掛け紙」の違いはなんでしょうか?
掛け紙(かけがみ)は、贈答品などの上面あるいは前面に掛けられている紙です。
現在でも特別な贈り物や高額品などを贈るときは「掛け紙」の上に「水引」と「のし」が添えられている場合もあります。
けれども最近では簡素化が進み、かけ紙(のし紙)に熨斗(のし)と水引を印刷したものが多く使われています。
一般的には熨斗(のし)紙自体が「熨斗(のし)」と思われがちですが、正確には「熨斗(のし)」はのし紙の中央右上にある飾りのことを指していてます。
のしは一般の贈答及び慶事に使われるので、弔事などの際は、のしがなく、水引だけを印刷したものが使われます。
のしのあるかけ紙をのし紙、弔事に使うものをかけ紙ということもあります。
バレンタインデーの「熨斗(のし)」
バレンタインは西洋の風習なので、のしについて、決まりはありません。
使う場合は、5本蝶結びの「のし紙」を使いましょう。
バレンタインデーの贈り物に熨斗(のし)を付ける場合の表書きの決まりも特にありません。
表書きは「御礼」・「感謝」・「ありがとう」などもいいですね。
表書きを特に入れずにバレンタイン用のかわいい掛け紙が使われることもあります。
バレンタインデーに「熨斗(のし)」は必要?
贈り物にのしは必須というわけではありません。バレンタインデーも同様です。
かわいいラッピングや素敵な包装紙で包んでリボンを付けてお贈りするのでも問題はありません。
義理チョコや軽いバレンタインの贈り物、職場の方や取引先の皆様に一斉にプレゼントする場合などは熨斗(のし)は必要ないでしょう。
熨斗(のし)は、改まった贈り物や、フォーマルな場では必要です。
のしはひと目でどんなお祝いなのか、贈り主がわかるのも特徴です。
- 2022年09月15日
- 熨斗(のし)について(マナー、種類、表書き)
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