長寿祝いを主催するための3つのステップ

かつて長寿祝いは、祝われる人の誕生日に行うのが定番でしたが、最近では敬老の日に行うのも一般的になりました。

昨今は核家族化が進み、長寿を迎える家族との関係が希薄になりつつあるといわれています。
たとえ離れて暮らしていても、祖父母は大切な家族。
家族としての繋がりを改めて見直すためにも、敬老の日など家族が集まりやすい祝日に「長寿祝い」を主催してみてはいかがでしょうか。

そこで今回は、長寿祝いを主催する上で大切なことや、当日までの準備、当日の進行のポイントについてご紹介します。

長寿祝いの仕方と一番大切なこと

長寿祝いを主催する上で一番大切なことは、「祝われる相手の気持ちに沿った方法で祝うこと」です。
特に還暦を迎える満60歳は、かつては仕事を辞め、隠居生活に入る人が多かった年齢ではあるものの、現代は体力もあり、まだまだ仕事を頑張るという精力を持った人が多くいます。

そういった人たちが還暦を迎えた場合、周囲から必要以上に「年寄り扱い」されてしまうことに嫌悪感を覚える場合もあるので注意が必要です。

ポイントは、祝われる人がどんな性格で、どんなものを好むのかをよく知ることです。
しっかりとポイントを押さえておけば、失敗は避けることができるはず。
長寿祝いをする際には、日頃の感謝や人生の節目を迎える相手にねぎらいの気持ちを込めて行うようにしましょう。

準備の進め方と注意点

長寿祝いをする場合、早めに準備をはじめることが重要となります。
規模や人数にもよりますが、盛大にお祝いする場合はさまざまな手配が必要になるでしょう。

いつもより少し豪華なレストラン、ホテルや旅館の宴会場など、予算や立地の比較検討も企画する側の大切な役割です。
会場が決まれば、招待状の手配や当日の料理の決定など準備すべきことは盛りだくさん。
参加者への手土産の手配も必要になるでしょう。

会場や参加者とのやり取りはもちろん、祝う相手へのプレゼント選びも重要となります。
贈り物を贈る場合は、自分の趣味を押し付けたり、人によって好みが極端に分かれてしまうものを贈ったりするのは避けましょう。
あくまでも、「相手の好みや趣味にあったものであること」が鉄則。

贈り物に迷った場合、思い切って相手に欲しいものを聞いてみるのも失敗しないひとつの手です。
また、一般的に、長寿祝いの際に贈るべきではないとされている贈り物もあります。その代表例は、以下の通りです。

  • 1.お茶

お茶好きの高齢者は多いものの、長寿祝いで贈るのはNG。
お茶は香典返しによく使われるため、「死」を連想させてしまいます。

  • 2.椿の花

お花を贈る際は種類に注意。
たとえば、椿の花は「首から落ちる」という意味を持っているため、こちらも「死」を連想させることからNGとされています。

  • 3.老眼鏡、補聴器

年齢を重ねるほど目が悪くなったり、耳が聞こえづらくなったりします。
しかし、長寿祝いでこれらをプレゼントしてしまうと「老い」を連想させるため、失礼にあたります。
本人が欲しがったとしても、長寿祝いの日ではなく別の日に渡すのがいいでしょう。

  • 4.時計、鞄

時計や鞄は、「勤勉さ」を示します。
そのため、長寿祝いでプレゼントすると、「もっと頑張って欲しい」という印象になるためNG。
特に目上の人に対する贈り物としては、少々失礼にあたるでしょう。

  • 5.くし

くしは、「苦」と「死」の語呂を想像させてしまうため長寿祝いには向きません。
他にも「9(苦)」や「4(死)」といった縁起の悪い語呂を持つものはプレゼントしない方がいいでしょう。

  • 6.履物

靴下や靴といった履物は、「相手を足で踏みつける」といったイメージがあるため、目上の人には贈るべきではありません。

  • 7.現金、ギフト券

金額がはっきり分かってしまうという点で、特に目上の人には不適切な贈り物となっています。

当日の流れと進め方

当日、長寿祝いの進行をスムーズに行うためには、家族同士の連携が重要となります。
どのタイミングで何を行うのかなど、当日の流れをあらかじめ共有し協力し合うことで、進行がバタつくのを避けることができます。
当日の簡単な進行表を作っておけば情報共有もしやすくなり、おすすめです。

お祝いのクライマックスでは、祝われる人へ向けた家族からのメッセージやオリジナルムービーを公開するのも魅力的です。
写真や音楽を多用し、祝われる人の半生や人となりが分かるようなものを見せることができれば、会場内に感動の一体感が生まれるはずです。

お祝いの後には、参加者へのささやかな手土産を渡すのもいいでしょう。
最近では、メッセージや名前入り、家紋入りのお菓子などが人気を集めています。
既製品を配るよりもオリジナリティーがあり、喜ばれるでしょう。

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還暦や長寿のお祝いでタブーな贈り物とは?

 

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