おばあちゃんの四十九日。皆様にも大変好評で「家紋入りで重みがあった」

今年2022年は、我が家にとって激動の年でした。
5月に、転倒が原因で元気だったおじいちゃんが亡くなり10月に、おじいちゃんと仲良しだったおばあちゃんが後を追うように病気で亡くなりました。
いずれにせよ、あまりにも突然すぎて家族は心にポカンと穴が開いたようでした。
それでも日は刻々と過ぎて行きます。
おばあちゃんの四十九日の法要の準備にかからなくてはなりませんでした。
田舎ですから、普通は地元の老舗和菓子店で引き出物を準備するのですが、今回はなぜか少し違うスタイルにしてみようと思い、インターネットで「引き出物・お菓子・和菓子・記念日」などを検索しました。
そこで世田谷文の菓さんの「家紋入りのカステラ」を見つけたのです。
おばあちゃんのお葬式の準備をしている時に分かったのですが、着物が大好きだったおばあちゃんは、家紋入りの喪服を新調して娘のために大切に保管してくれていたのです。
「これがうちの家紋なんだー、かっこいいね!」などと会話が弾んだことを覚えています。
その事が心に強く残っていたからだと思います。
「家紋入りのカステラ」を発見した時に「これだ!」と嬉しくなりました。
きっとおばあちゃんは喜んでくれる。
できあがった「家紋入りのカステラ」は、梱包も美しくとても素敵でした。
配らせて頂いた皆様にも大変好評で、「家紋入りで重みがあった」「故人を大切に感じているんだなと思った」「めずらしい!」「大切に分けて食べたよ」と、たくさん声をかけて頂きました。
現代では家紋は普段の生活には使われないし、自分の家の家紋がどんなものか分からない方もいらっしゃると思います。
でもなんだか「うちの家紋」を知ると、自分はここに属している感が増して家族がひとつになるような、お互いをもっと大切に思えるような、そんな気持ちに包まれるかもしれません。
あの日、偶然見つけた「家紋入りのカステラ」は、おばあちゃんが天国から教えてくれたのかも知れません。
親戚・家族みんなが集まったときは、またおじいちゃんおばあちゃんの話で盛り上がりたいと思います。
世田谷文の菓のスタッフのみなさま、素敵な「家紋入りのカステラ」をありがとうございました!(大家族のまま様)
ご購入頂いた商品:家名・家紋入れ カステラ(0.6号/1本入り)
- 2022年11月29日
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