よくある質問

七五三のお祝い・内祝い「熨斗(のし)」のマナー

七五三のお祝いは、お子様の成長を祝う大切な儀式の一つです。
特におじい様やおばあ様は小さかった可愛いお孫さんの成長が感じられる嬉しい行事でしょう。

お孫さんが七五三を迎えるとき、祖父母としてはどのようにお祝いをすればいいのでしょうか?
甥っ子姪っ子の場合のお祝い(ご祝儀)はいくらくらいでしょうか?
気になる金額の相場やお祝い袋の「熨斗(のし)」のマナーについてご紹介していきます。

あわせて、両親が覚えておきたいお返しマナーについてもご紹介します。

目次

  1. 七五三のお祝い金の相場
  2. 七五三のお祝いを贈るタイミング
  3. 七五三のお祝いの熨斗(のし)紙と水引
  4. 七五三のお祝いに知っておきたいマナー
  5. 七五三のお祝いのお返し、内祝いは?
  6. 七五三のお祝いのお返し、内祝いの予算は?
  7. 七五三のお祝いのお返し 知っておきたいマナー
  8. 七五三のお祝いのお返し、内祝いの熨斗(のし)紙と水引

七五三のお祝い金の相場

七五三のお祝いは親しい身内で行われることが大半でしょう。
子供と両親、そして祖父母。叔父叔母(伯父伯母)が加わることもあるでしょう。

一般的なお祝いの金額は下記が相場です。

祖父母 10,000円~100,000円
親戚 5,000円~10,000円
友人・知人・ご近所 3,000円~ 5,000円

祖父母からのお祝いの相場は幅がありますが、これは祖父母が違う費用(例えば衣装代、写真撮影代、御祈祷料(御初穂料))を負担している場合もあるからです。
その場合は必ず事前にご両親に希望を聞いてから準備しましょう。
お祝いの品として子供が喜ぶものをプレゼントする場合も相談し、ご両親の意見を参考にすると喜ばれます。

七五三のお祝いを贈るタイミング

七五三は、一般的には11月15日を目安に神社にお参りします。
けれども最近では10月~11月の吉日を選んでお参りされる方も増えています。
お参りする日を知らない場合は、早めに行くことを考慮して10月中旬を目安にすると安心です。
直接渡すのが難しい場合は、現金書留にて郵送すればいいでしょう。
あわせてお祝いを伝える言葉や、日頃なかなか言う機会のないことを手紙にしたためて同封するといいですね。

七五三のお祝いの熨斗(のし)紙と水引

熨斗画像

七五三のお祝いのお金は、熨斗付きのご祝儀袋に入れましょう。
水引きは紅白蝶結びのものを選びましょう。
蝶結びは結び直しができるので「何度あってもよい」という意味があり、慶事の際に使用します。

熨斗の表書の上段には「祝七五三」または「七五三御祝」「御祝」とします。

こうした表書は七歳、五歳、三歳のお祝いいずれの場合でも使えます。

七五三のお祝いに知っておきたいマナー 注意点

七五三は兄弟で同じタイミングにお祝いをする機会もあるでしょう。
五歳の兄と三歳の妹のお祝いが同じ年にあるなどありますが、兄弟の分のお祝いをまとめてしまうのはマナー違反とされています。

それぞれが年齢を重ねたお祝いですから、必ず一人一人にお祝いを贈りましょう。
お祝いの金額は基本的にはいくらでもかまいません。
兄弟で同じ金額にしても、年上の子の分を多くしてもマナー違反にはなりません。

けれどもお祝い全般に言えることですが4000円や6000円、9000円などの金額はふさわしくありません。

これらは「死」、「無」、「苦」をイメージさせる数字のためNGです。
相場を参考にしながら縁起の悪い金額を避けてお祝い金を用意しましょう。
この忌み数は国によって違いますので、外国人のお子さまにお祝い金を渡す場合は別途注意が必要です。

七五三のお祝いのお返し、内祝いは?

子供への贈り物ですから、子供は収入がなく、自分でお返しすることができないので、本来お返しは必要ありません。
その分、お食事会にお招きするなどの形でお返しとすることが一般的です。

遠方の祖父母や親戚からいただいたお祝いについては、電話や手紙などを利用してお礼を伝えます。
内祝いを渡す時期はなるべく早いほうが望ましく、七五三の当日から1週間以内が目安とされています。

七五三のお祝いのお返し、内祝いの予算は?

内祝いの相場は、もらったお祝いの半分から3分の1程度の額です。

七五三のお祝いのお返し 知っておきたいマナー

「失礼がないように」と思うあまりに高額なお礼を用意することで、相手がかえって申し訳ないと萎縮してしまう可能性もあるため、お礼は極力食事や言葉など受け取りやすい形で返すようにしましょう。
お返しが必要ない場合でも、マナーとしてお礼や感謝の気持ちを必ずお伝えしましょう。
お祝いをいただいたら、できればその日のうちに電話や手紙でお礼を伝えましょう。
お祝いをいただいた子供本人からも直接「ありがとうございました。」と伝えることができれば一番いいですね。
字が書ける年齢であればお礼状を書かせます。小さなお子様は絵でもよいでしょう。
親からもお礼状を出します。小さなお子様からのお礼状は、読みづらい字であって可愛らしく、嬉しいものです。

「お礼状だけでは気が引ける。」という間柄の場合や、「何かを贈りたい。」という場合は「世田谷 文の菓(ふみのか)」の手書きのメッセージが入るスイーツなどもお役に立てると思います。
そして、お祝いをいただいた方のお子様へも同様のお祝いをお忘れなく。

七五三のお祝いのお返し、内祝いの熨斗(のし)紙と水引

熨斗画像

お返しをする場合の熨斗の表書きは「内祝」「七五三内祝」「御礼」のいずれかとし、水引の下の部分にはこどもの名前だけを記入し子供の名前で贈ります。
水引きは紅白の蝶結びのものを使用します。

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